交通事故コラム詳細

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2024.12.11

神経損傷 頚椎

むちうちでやってはいけないことは?治療で避けるべきNG行動リスト

むちうちは、交通事故などで首に強い衝撃を受けた際に発生することが多く、その後の適切な対応が回復に大きく影響します。

 

本記事では、むちうちの症状を悪化させないための具体的な行動や、治療中に避けるべきNG行動リストを詳しく解説しています。

 

 

最終更新日: 2024/12/11

 

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むちうちでやってはいけないこと7選

放置する

むちうちではなく、骨折や椎間板損傷である可能性もあります。また、むちうちを放置すると、症状が悪化したり、後遺症が残るリスクがあります。早目に医療機関を受診しましょう。

 

 

無理に首を動かす

むちうちの症状があるときに無理に首を動かすと、痛みや炎症が悪化する可能性があります。首を安静に保ち、無理な動作は避けることが重要です。

 

 

事故直後に首を温める

事故直後に首を温めると、炎症が促進され、症状が悪化する恐れがあります。むちうち直後は、冷やすことが推奨されます。

 

 

事故直後に飲酒する

アルコールの摂取は血液の循環を良くするため、むちうちの症状を悪化させる可能性があります。事故直後は飲酒を控えましょう。

 

 

事故直後にマッサージする

むちうち直後のマッサージは、傷ついた筋肉や靭帯をさらに傷つける可能性があるため避けるべきです。首を安静にして、医療機関を受診しましょう。

 

 

痛いのに首を動かす

痛みがあるときに首を動かすと、症状が悪化する可能性があります。首を安静に保ち、無理な動作は避けましょう。

 

 

頚椎カラーを長期間装着する

頚椎カラーを長期間装着すると、筋肉が弱くなり、回復が遅れる可能性があります。医師の指示に従い、適切な期間で使用しましょう。

 

 

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むちうちを早く治すには?

できるだけ早く整形外科を受診する

むちうちの症状が現れたら、できるだけ早く整形外科を受診することが重要です。整形外科では、レントゲン検査やMRI検査などの画像検査を通じて、正確な診断を受けることができます。早期の診断と適切な治療が、回復を早める鍵となります。

 

 

首を安静にする

むちうちの急性期には、首を安静に保つことが大切です。無理に動かすと症状が悪化する可能性があるため、頚椎カラーなどを使用して首を固定して、安静に過ごしましょう。

 

 

首を冷やす

むちうちの急性期には、首を冷やすことが効果的です。アイシングや冷湿布を用いて炎症を抑え、痛みを和らげることができます。ただし、長時間の冷却は避け、適度な時間で行うようにしましょう。

 

 

慢性期にはマッサージやストレッチも有効

むちうちの慢性期には、マッサージやストレッチが有効です。筋肉の緊張をほぐし、血行を促進することで、症状の改善を図ります。

 

 

 

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むちうちによる後遺障害の認定基準

 

むちうちで後遺症が残ったら、自賠責保険から以下のように後遺障害12級13号や14級9号に認定される可能性があります。

 

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認定基準

12級13号

局部に頑固な神経症状を残すもの

14級9号

局部に神経症状を残すもの

 

 

12級13号:局部に頑固な神経症状を残すもの

むちうちが原因で、局部に頑固な神経症状(しびれ)が残った場合、後遺障害12級13号に認定される可能性があります。

 

12級13号は、MRI検査や神経学的検査の結果を基に、医学的に証明された場合にのみ認定されます。

 

 

14級9号:局部に神経症状を残すもの

むちうちが原因で、局部に神経症状(しびれ)が残った場合、後遺障害14級9号に認定される可能性があります。

 

14級9号は、画像所見がなくても、治療の経過や症状の一貫性が認められれば認定される可能性があります。

 

 

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むちうちの後遺障害認定ポイント

症状に合わせた継続的な通院

むちうちの後遺障害認定を受けるには、症状に応じて適切に通院することが大切です。

 

特に初期の段階では、週に3回程度の通院が推奨され、症状が改善するまで治療を続けることが求められます。

 

通院が少ないと後遺障害認定が難しくなるため、医師の指示に従い、定期的に通院することが必要です。

 

<参考>
むちうち後遺障害認定は週4通院が必要?週1通院は?|交通事故の医療鑑定

 

 

整骨院利用時の注意点

整骨院に通う際は、必ず整形外科医の許可を得ることが重要です。整骨院のみの通院では後遺障害の認定がされません。

 

また、保険会社から、早期に任意一括対応を打ち切られる可能性が高くなります。むちうちの症状がある場合は、整形外科専門医の診察を強く推奨します。

 

<参考>

 

 

 

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MRI検査の重要性

むちうちの後遺障害認定には、MRI検査が推奨されます。MRIは神経の状態を詳細に確認でき、後遺障害の有無を判断する重要な資料です。

 

MRI検査を受けていないと、12級13号には認定されません。また14級9号の認定確率も下がる可能性が高いです。

 

<参考>
むちうちのMRIが後遺障害認定で必要な理由|交通事故の医療鑑定

 

 

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後遺障害診断書の整合性確認

後遺障害の認定審査は書類審査が主なため、診断書の記載内容が重要です。後遺障害診断書には、傷病名や症状、所見、障害内容の見通しが正確に記載されていることが必要です。

 

記載内容の整合性がないと後遺障害に認定されません。しかし、弁護士だけでチェックするのは難しいため、整形外科専門医の確認が推奨されます。

 

むちうちの後遺症が後遺障害に認定されず、お困りの事案があれば、こちらからお問い合わせください。

 

<参考>
むちうちは後遺障害診断書で等級が決まる!チェックポイントを解説

 

 

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むちうちの後遺障害で弊社ができること

弁護士の方へ

弊社では、むちうちの後遺症が、後遺障害に認定されるために、さまざまなサービスを提供しております。

 

 

等級スクリーニング

 

現在の状況で、後遺障害に認定されるために足りない要素を、後遺障害認定基準および医学的観点から、レポート形式でご報告するサービスです。

 

等級スクリーニングは、年間1000事案の圧倒的なデータ量をベースにしています。また、整形外科や脳神経外科以外のマイナー科も実施可能です。

 

等級スクリーニングの有用性を実感いただくために、初回事務所様は、無料で等級スクリーニングを承っております。こちらからお気軽にご相談下さい。

 

<参考>
【等級スクリーニング】後遺障害認定と対策を精査|医療鑑定

 

 

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医師意見書

 

医師意見書では、診療録、画像検査、各種検査、後遺障害診断書などの事故関連資料をベースにして、総合的に後遺障害の蓋然性を主張します。

 

医師意見書は、後遺障害認定基準に精通した各科の専門医が作成します。医学意見書を作成する前に検討項目を共有して、クライアントと医学意見書の内容を擦り合わせます。

 

医学意見書では、必要に応じて医学文献を添付して、論理構成を補強します。弊社では、2名以上の専門医によるダブルチェックを行うことで、医学意見書の質を担保しています。

 

弊社は1000例を優に超える医師意見書を作成しており、多数の後遺障害認定事例を獲得しています。是非、弊社が作成した医師意見書の品質をお確かめください。

 

<参考>
交通事故の医師意見書が後遺障害認定で効果的な理由|異議申し立て

 

 

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画像鑑定報告書

 

交通事故で残った後遺症が、後遺障害で非該当になったら異議申し立てせざるを得ません。その際に強い味方になるのが画像鑑定報告書です。

 

画像鑑定報告書では、レントゲン、CT、MRIなどの各種画像検査や資料を精査したうえで、後遺障害診断書に記載されている症状との関連性を報告します。

 

画像鑑定報告書は、画像所見の有無が後遺障害認定に直結する事案では、大きな効果を発揮します。

 

弊社では事案の分析から医師意見書の作成、画像鑑定にいたるまで、社内の管理医師が一貫して取り組むことで、クライアント利益の最大化を図っています。

 

<参考>
【画像鑑定】交通事故の後遺障害認定で効果的な理由|異議申し立て

 

 

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むちうちの後遺障害でお悩みの被害者の方へ

弊社サービスのご利用をご希望であれば、現在ご担当いただいている弁護士を通してご依頼いただけますと幸いです。

 

また、弊社では交通事故業務に精通している全国の弁護士を紹介することができます。

 

もし、後遺障害認定で弁護士紹介を希望される被害者の方がいらっしゃれば、こちらのリンク先からお問い合わせください。

 

 

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尚、弁護士紹介サービスは、あくまでもボランティアで行っています。このため、電話での弊社への問い合わせは、固くお断りしております。

 

弊社は、電話代行サービスを利用しているため、お電話いただいても弁護士紹介サービスをご提供できません。ご理解いただけますよう宜しくお願い申し上げます。

 

 

 

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むちうちの慰謝料

後遺障害慰謝料

むちうちで後遺症が残った場合、後遺障害慰謝料が支払われることがあります。後遺障害慰謝料は、後遺障害等級に基づいて算定され、等級が高いほど慰謝料も高額になります。

 

例えば、後遺障害12級の場合、慰謝料は約290万円、14級の場合は約110万円が相場です1。後遺障害等級の認定には、医師の診断書や画像検査の結果が重要です

 

 

後遺障害逸失利益

後遺障害逸失利益は、交通事故によって労働能力が低下し、将来的な収入が減少することに対する補償です。

 

逸失利益は、基礎収入(年収)に労働能力喪失率と労働能力喪失期間を掛け合わせて算出されます。

 

例えば、基礎収入が500万円で労働能力喪失率が20%、労働能力喪失期間が10年の場合、逸失利益は約1000万円となります。

 

逸失利益の計算には、ライプニッツ係数を用いることが一般的です

 

 

 

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むちうちの治療でよくある質問

むちうちは何日安静にするべきですか?

むちうちの症状が現れた場合、1週間程度は首を安静にすることが推奨されます。症状の重さや個人差によって異なるため、医師の指示に従いましょう。

 

 

むちうちの痛みのピークはいつですか?

むちうちの痛みのピークは、事故直後から数日後にかけて現れることが多いです。痛みは徐々に和らいでいくことが一般的ですが、症状が長引く場合は、後遺症になる可能性もあります。

 

 

むちうちの湿布はどこに貼ればいいですか?

むちうちの湿布は、痛みがある部位に直接貼ることが効果的です。首や肩の痛みが強い場合は、冷湿布を使用して炎症を抑えることが推奨されます。ただし、長時間の使用は避け、適度な時間で行うようにしましょう。

 

 

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まとめ

 

むちうちでやってはいけないことには、放置、無理に首を動かす、事故直後の首を温める、飲酒、マッサージ、痛いのに首を動かす、長期間の頚椎カラー装着があります。

 

これらを避け、整形外科での早期受診が重要です。首を安静にし、急性期には冷やし、慢性期にはマッサージやストレッチを行います。

 

むちうちによる後遺障害は、12級13号や14級9号に認定される可能性があり、通院や適切な検査が必要です。MRI検査や後遺障害診断書の整合性が認定のポイントとなります。

 

むちうちで後遺症が残ったのに、後遺障害が非該当となってお困りの事案があれば、こちらからお問い合わせください。

 

 

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