日経メディカルの連載コラム(隔週連載)に、弊社代表 濱口裕之の記事が掲載されたのでお知らせいたします。
顔面骨折の後遺症についてのコラム記事
今回の日経メディカルの連載コラムは、顔面骨折の後遺症の話題です。顔面骨折の診療科は、眼科、耳鼻科、皮膚科、歯科など多岐にわたることついて詳述しています。
濱口裕之の「治療だけで終わらせない交通事故診療」第46回
顔面骨折の後遺症は眼科、耳鼻科、皮膚科も関与
顔面骨折の診療科は多岐にわたる
今回の記事内容は、顔面骨折の後遺症を横断的に解説しています。顔面骨折では、複数の診療科が並行して治療に当たることもあります。
その理由は、顔面には狭い範囲に目、鼻、口、耳などの重要器官が集中しているからです。
顔面骨折の種類によって、以下のような診療科が治療を行います。
- 眼窩底骨折:眼科、形成外科、耳鼻科
- 頬骨骨折:耳鼻科、形成外科、歯科(口腔外科)
- 下顎骨骨折:歯科(口腔外科)、耳鼻科、形成外科
- 鼻骨骨折:耳鼻科、皮膚科
- 側頭骨骨折:耳鼻科、脳神経外科
メイン診療科と後遺障害診断書を作成する科が異なることも
顔面骨折では、骨折そのものよりも、骨折によって損傷される目、鼻、口、耳などの機能障害が問題になります。
このため、骨折の診療科と後遺障害の対象になる診療科が異なるケースを散見します。。
今回のコラムでは、顔面骨折によって引き起こされる多岐にわたる後遺症と診療科について詳述しました。
尚、顔面骨折の自賠責認定基準に関しては、弊社コラムで以下のような記事があります。併せてご笑覧いただければ幸いです。
<参考>
【医師が解説】頬骨骨折が後遺症認定されるヒント|交通事故
【医師が解説】眼窩底骨折の後遺症が等級認定されるヒント|交通事故
【医師が解説】複視が後遺障害認定されるポイント|交通事故
日経メディカルの連載コラムは、弁護士や交通事故被害者ではなく、現場の医師目線で交通事故診療を論じている貴重な内容です。是非、一読いただければ幸いです。
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