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関節内骨折の変形治癒
交通事故患者さんで、骨折の有無や、骨折後の変形治癒の有無が分かりにくい事案を散見します。私たち整形外科専門医であっても迷うケースまで存在します。最も多いのは関節内骨折の変形治癒の程度です。
このような判断に迷う事案において、確認するべきポイントのひとつに健側画像との比較があります。もちろん、正常解剖は熟知していますが、ある一定の頻度で骨形態異常が存在します。このような事案で威力を発揮するのが健側画像なのです。
怪しいが自信が無い部分に関しては、健側画像と比較することで、その変形が外傷によるものか否かを判断できるケースが多いです。もし健側画像と比較して骨の形態が明らかに異なるようであれば、12級以上の等級が認定される可能性があるので、注意して確認するべきでしょう。
関節内骨折の後遺障害はメディカルコンサルティングまで
メディカルコンサルティング合同会社は、医師が代表をつとめる会社としては業界最大手です。全国約130名の各科専門医と、年間約1000例の交通事故事案に取り組んでいます。
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