日経メディカルの連載コラム(毎月連載)に、弊社代表 濱口裕之の記事が掲載されたのでお知らせいたします。
最終更新日:2024/7/4
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健康起因事故についてのコラム記事
今回の日経メディカルの連載コラムは、訴訟になりやすい健康起因事故についての話題です。
濱口裕之の「治療だけで終わらせない交通事故診療」第61回
病気と交通事故のどちらが先? 保険対象外になることも…
健康起因事故とは
健康起因事故とは、脳卒中、心疾患、体調不良などが原因となって発生した交通事故です。高齢者による交通事故が話題になりますが、認知症のために起こった事故も、健康起因事故です。
<参考>
【医師が解説】運転中に意識を失った?健康起因事故の証明
人身傷害保険でも傷病そのものは保険対象外
人身傷害保険は、過失割合や相手側の保険の有無に関係なく運転者や同乗者の治療費や後遺障害分の賠償金が補償されます。このため、人身傷害保険はすべての事故に対応できるように思えます。
しかし、人身傷害保険は、疾病そのものには適応されません。交通事故では、疾病で亡くなったのか否かの判断が難しいケースが珍しくないので争いになりやすいです。
脳出血や心疾患では死亡原因の判断が難しいケースも
交通事故の賠償実務の現場では、死因が私病などの内因性なのか、事故による外因性なのかが争点になるケースが少なくありません。
特に、脳出血や心疾患では、疾病のために死亡したのか、交通事故による外傷で死亡したのかの鑑別が難しい事案があります。詳細な内容に関しては、日経メディカルを参照してください。
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