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足関節の可動域表示が改訂
日本整形外科学会、日本リハビリテーション医学会、日本足の外科学会の3学会によるワーキンググループで内容を検討した結果、下記の改訂となりました。主な変更点は下記のごとくです。
- 足関節・足部における「外がえしと内がえし」および「回外と回内」の定義
- 外がえしと内がえし:足関節・足部に関する前額面の運動で、足底が外方を向く動きが外がえし、足底が内方を向く動きが内がえしである。
- 回外と回内:底屈, 内転, 内がえしからなる複合運動が回外、背屈,外転,外がえしからなる複合運動が回内である。母趾・趾に関しては、前額面における運動で、母趾・趾の軸を中心にして趾腹が内方を向く動きが回外、趾腹が外方を向く動きが回内である。
2. 足関節・足部に関する矢状面の運動の用語
- 背屈と底屈:足背への動きを背屈、足底への動きを底屈とし、屈曲と伸展は使用しないこととする。ただし、母趾・趾に関しては、足底への動きが屈曲、足背への動きが伸展である。
3. 足関節・足部の内転・外転運動の基本軸と移動軸
- 基本軸:第2中足骨長軸とする。
詳細に述べられていますが、自賠責実務上の変更点は足関節運動の名称が屈曲/伸展から 底屈/背屈に変更しただけです。
上記のリンクから最新の関節可動域の測定法および関節可動域参考値の一覧表をダウンロードしていただけます。是非ご利用いただければ幸いです。
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