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医師の真の実力は分かりにくい
弁護士の世界でもそうだと思いますが、医師の世界でも外部(マスコミやネット)の評価と内部(医師同士)の評価が異なる場合が多いです。外部の評判はネットで検索すればだいたいの感触を掴めます。
しかし、医師同士の内部評価を調べることは容易ではありません。医療業界も専門化が著しいため、当該分野以外の医師では評価できないことも大きな要因です。
「世界的権威」「国内の権威」等の評判をネット上で得ている医師は多いですが、内部からみると首をかしげざるを得ない人が多いのが実情です。その際たるものは、テレビに出演している医師でしょう。
テレビに出演している医師のほとんどはその分野の権威ではありませんし、内部で名が通っているわけでもありません。マスコミに出演している医師の大半は「誰この人?」という実績しかないのです。
では、どのようにしてその医師の本当の評価を知ればよいのでしょうか?一番良いのは、その分野の他の専門医に訊くことですが、一般的には専門医のツテが無いので難しいです。
次善の策は、その医師の経歴や肩書を確認することです。「世界的権威」であれば、医学部医学科の准教授以上および関連学会理事等の経歴があります。会員では全くダメで、評議員でも微妙です。「国内の権威」も、ほぼこれに準じてよいと思います。
このようにその医師の経歴(医学部医学科の主任教授や准教授)や関連学会理事等の経歴を確認すれば、その医師の権威の度合を推測することが可能だと思います。
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