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【日経メディカル】初回認定率は約5%!自賠責保険の厳しい現実

日経メディカルの連載コラム(隔週連載)に、弊社代表 濱口裕之の記事が掲載されたのでお知らせいたします。

 

 

最終更新日: 2024/5/20

 

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後遺障害認定率についてのコラム記事

 

今回の日経メディカルの連載コラムは、自賠責保険の後遺障害認定率が低過ぎるという話題です。

 

 

濱口裕之の「治療だけで終わらせない交通事故診療」第47回
初回認定率は約5%!自賠責保険の厳しい現実

 

 

 

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自賠責保険の後遺障害は初回認定率が約5%しかない

 

損害保険料率算出機構が毎年公表している自動車保険の概況によると、2021年に後遺障害1~14級に認定された事案は、全体のわずか約5.4%に過ぎませんでした。

 

確率的には、20人に19人は後遺症が残っていても、補償されず泣き寝入りしているという恐ろしい状況です。

 

 

患者さんのほとんどは後遺障害認定されないと認識するべき

 

日常診療で患者さんの状況をつぶさに診ている主治医は、当然のごとく自分の患者さんは後遺障害に認定されると思いがちです。

 

しかし、現実はほとんど後遺障害に認定されません。自賠責保険の後遺障害認定基準は意外なほどハードルが高いのが現実です。

 

このため、患者さんに対して安易に「自賠責保険で補償される」などと話すべきではないでしょう。

 

 

 

<参考>
【日経メディカル】後遺障害の異議申し立て、認定率はなぜ低い?
【医師が解説】骨折が後遺障害認定されない理由と対処法|交通事故

 

 

 

日経メディカルの連載コラムは、弁護士や交通事故被害者ではなく、現場の医師目線で交通事故診療を論じている貴重な内容です。是非、一読いただければ幸いです。

 

 

※ 日経メディカルは、日経グループの医師・医療従事者のための総合医療情報ポータルです。

 

 

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