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脳脊髄液漏出症の話題
先日、顧問契約をいただいているクライアントを訪問した際に、興味深い資料をいただきました。脳脊髄液漏出症についての診療指針が国土交通省から届いたとのことでした。
内容を拝見しましたが、中外医学社から発刊された脳脊髄液漏出症診療指針の紹介のようです。臨床医の感覚では、脳脊髄液漏出症の存在は否定しないものの、外傷性は極めて稀であるという認識です。
外傷性よりもむしろ特発性の脳脊髄液漏出症の方が多い印象さえ抱いています。実際に上記の診療指針を拝読しましたが、予想に反して抑制的かつ客観的に記載されています。
従来から、一部の脳神経外科医グループが脳脊髄液漏出症について喧伝していますが、今回の診療指針ではバランス感をもって記載されていました。
最近では自賠責実務の現場で脳脊髄液漏出症は少なくなりましたが、まだゼロになったわけではありません。今回の診療指針が有意義に使われて早期に解決されることを期待しています。
脳脊髄液漏出症の後遺障害はメディカルコンサルティングまで
メディカルコンサルティング合同会社は、医師が代表をつとめる会社としては業界最大手です。全国約130名の各科専門医と、年間約1000例の交通事故事案に取り組んでいます。
交通事故の脳脊髄液漏出のでお困りの事案があれば、こちらからメディカルコンサルティング合同会社までお問い合わせください。
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