日経メディカルの連載コラム(隔週連載)に、弊社代表 濱口裕之の記事が掲載されたのでお知らせいたします。
最終更新日:2024/5/9
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交通事故診療の症状記載漏れについてのコラム記事
今回の日経メディカルの連載コラムは、交通事故診療の初診時における傷病名記載についての話題です。
濱口裕之の「治療だけで終わらせない交通事故診療」第57回
交通事故診療では初診時の漏れない傷病名記載が患者さんを救う
初診時に傷病名が無いと交通事故診療の俎上に乗らない?!
交通事故診療においても、医師は普段の診療である健康保険のルールを踏襲しているケースが多いです。
このため、的を絞った診療を心掛けるのですが、このことが仇となって初診時の傷病名が漏れてしまうケースを散見します。
自賠責保険では、初診時には無くて途中から登場した傷病名は、事故との因果関係無しとみなさる可能性があります。
症状のある全ての部位の傷病名を記載しよう
健康保険では、的を絞った診療が推奨されています。このため、メインの傷病名しか記載されない例が少なくありません。
一方、自賠責保険では、初診時の傷病名は交通事故との因果関係を証明する手段の1つとなっています。
このため、健康保険の習慣を変えて、症状のある全ての部位の傷病名を記載することが望ましいです。
<参考>
【医師が解説】後遺障害診断書の等級認定で有利な記入例|交通事故
【医師が解説】後遺障害診断書で自覚症状を伝えるポイント|交通事故
【日経メディカル】各科の医師が覚えておきたい「患者さんを救う」後遺障害診断書の書き方
詳細は日経メディカルを参照してください
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