日経メディカルの連載コラム(隔週連載)に、弊社代表 濱口裕之の記事が掲載されたのでお知らせいたします。
濱口裕之の「治療だけで終わらせない交通事故診療」第37回
この交通事故診療は自賠責保険か健康保険か
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交通事故診療でも健康保険を使えるのか?
今回の記事内容は交通事故診療の総論についてです。交通事故でも健康保険を使えるの?多くの医師が疑問に思っていることに気付いたのは、第96回日本整形外科学会学術総会の交通事故診療シンポジウムでした。
私以外のシンポジストは日本臨床整形外科学会(JCOA)の先生方で、交通事故で健康保険を使用する問題点を提起されていました。
<参考>
【日本整形外科学会】交通事故診療シンポジウム登壇の御報告
【日本整形外科学会】弊社代表が交通事故シンポジストに選出されました
それぞれの立場で健康保険利用の損得勘定が異なる
交通事故診療では、本来なら第三者であるはずの損害保険会社が大きな影響力を行使します。
そして、医療機関、被害者、損害保険会社が、それぞれの立場でせめぎ合って、健康保険を使用するか否かの駆け引きが行われています。
記事の要旨
記事の要旨は以下のとおりです。医師目線での内容に興味があれば御笑覧いただければ幸いです。
- 被害者の過失が大きい場合は健康保険を使用せざるを得ない
- 医療機関ではなく患者にメリットのある健康保険使用
- 健康保険の使用は、個々のケースでの判断になる
日経メディカルの連載コラムは、弁護士や交通事故被害者ではなく、現場の医師目線で交通事故診療を論じている貴重な内容です。是非、一読いただければ幸いです。
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