医師仲間での研修

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最近、法律事務所様からの相談事案が増えてきています。初期メンバーだけでは業務が回らなくなってきているので、外部からの人材を確保しています。しかし、ここで問題が発生します。いかにして質の担保をするか? です。

 

外部からの人材は、基本的には卒後10年目以降の専門医であることを最低条件にしています。皆、整形外科医師としては百戦錬磨なのですが、いかんせん交通事故などの医療系相談では少し勝手が違います。

 

私たち臨床医が日常的に行っている「診察 → 診断 → 治療方針決定 → 治療」という業務は皆無であり、いかにして被害者の方が本来得るべき正当な権利を保護するのかが業務内容になるからです。

 

これって、普通の整形外科医師にとっては目からウロコ的な要素が強いのです。実はどちらかというと、損害保険会社側の医師の立場の方が、臨床医にとってはしっくりします。何故なら交通事故後の患者さんは不定愁訴が多いからです。

 

このため、無意識のうちに交通事故被害者の方を遠ざけるような意識が働いてしまうことがあり、立場的には損害保険会社側の視点になりやすいのです。もちろん、本当に困っている被害者が多いことも事実です。

 

しかし、比率で言うと不定愁訴系の方が多いので、どうしても交通事故患者さんに対するネガティブな先入観が刷り込まれてしまいがちです。このあたりの意識改革から始める必要があるのですが、実務上でも臨床とは異なる点が多いです。

 

このあたりの情報を共有・レクチャーしながら医師グループの数を増やしています。現時点ではほぼすべての領域の整形外科専門医をそろえることに成功しましたが、質を担保するためにも情報共有を行っていきたいと思います。

 

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