相手を思いやる言葉

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国の方針として、最近はちょっとした怪我や病気は病院ではなく、かかりつけの開業医を受診することを推奨しています。しかし病院志向の患者さんはまだまだ多く、非常にたくさんの患者さんが外来を受診されます。どれだけ急いで診察を進めても待ち時間が長くなることが多く、2〜3時間待ちも珍しいことではありません。

 

長く待たされた患者さんの中には、診察室に入って来た時の表情が明らかに怒っていて、

“長い時間お待たせしました。すいません”と謝ると、

“はい。長い時間待ちました”

“本当にすいません”

という会話になることも多いです。

 

しかし中には、

“長い時間お待たせしました。すいません”

“私は暇ですから何時間待ってもいいんです。先生こそお昼ご飯は食べられましたか?”

“いや、皆さんをお待たせしているので、ご飯を食べている時間はありませんよ”

“それじゃ先生お体を壊しますよ。ちゃんと休憩も取って下さいね“

 

こんな優しい言葉をかけていただけることもあります。まさに地獄で仏に会ったような気持ちです。長い時間待たされて文句を言いたい気持ちもある中で、こういう言葉がかけられる人。何があっても治してあげたいという気持ちになります。もちろん治療の内容が変わるということではありませんが…

 

また逆に自分がそういう立場になった時に相手を思いやる言葉がかけられるでしょうか。常に相手の気持ちになって考える努力をしていかないといけません。医師は色んな人に出会える仕事で、その分学ぶことも多い仕事です。

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