「 投稿者アーカイブ:mcadm 」 一覧
-
-
めまい診療にMRIは有効なのか
2021/01/23 -ブログ
めまいの検査として、眼振検査やカロリック検査などの機能検査があります。自賠責認定基準においてもこれらの検査結果で判定されますが、実臨床では頭部MRIが施行されることもあります。 MRIを …
-
-
脊柱変形障害の労働能力喪失率は後弯変形に規定される
2021/01/16 -ブログ
交通事故による脊椎骨折では、脊柱変形の程度によって11級、8級、6級の3段階の後遺障害等級があります。等級認定基準は明示されているので、プロットの採り方で等級が変化する問題点はあるものの、全体からみる …
-
-
治療費概算書の作成依頼が増加している?
2021/01/09 -ブログ
最近、立て続けに、後遺障害の示談交渉で用いる「将来発生する可能性のある治療費の概算資料」の作成依頼がありました。治療費の概算費用は、日常診療でも患者さんからよく訊かれます。このため、特に違和感は無いの …
-
-
外傷性の肩関節拘縮は障害が残りやすい
2021/01/02 -ブログ
新年あけましておめでとうございます。 今年もよろしくお願い申し上げます。 本日は肩関節拘縮の話題です。肩関節は人体の中でも拘縮しやすい関節のひとつです。交通事故によらずとも、「四十肩」「 …
-
-
それは本当に骨挫傷なのか?
2020/12/26 -ブログ
骨挫傷とは、MRIが広く臨床応用されるようになって新しくできた概念です。MRIのT1強調画像で低信号、T2強調画像でびまん性に高信号をきたします。骨髄内での出血、浮腫、微小骨折を描出していると言われて …
-
-
遺言能力鑑定サービスのホームページご紹介
2020/12/19 -ブログ
先日、遺言能力鑑定サービスを弊社ホームページに追加いたしました。以前から遺言能力鑑定は実施していましたが、ホームページには掲載していませんでした。 遺言能力鑑定サービス 現 …
-
-
鎖骨遠位端骨折では変形性肩鎖関節症の合併もある
2020/12/12 -ブログ
鎖骨遠位端骨折は比較的よくみかける骨折です。私たち整形外科医にとって、鎖骨遠位端骨折はやや骨癒合しにくい骨折なので、適応があれば積極的に手術を施行する症例が多いです。 しかし、鎖骨の骨折 …
-
-
外傷性散瞳の具体的な認定基準は?
2020/12/05 -ブログ
眼科領域の外傷のひとつに外傷性散瞳があります。複視や視力障害と比較して、事案数が少ないですがときどき相談されることがあります。 外傷性散瞳の後遺障害等級は、対光反射と羞明の程度で決まりま …
-
-
胸郭出口症候群は自賠責で等級認定されるのか?
2020/11/28 -ブログ
弊社には、交通事故後に発症した胸郭出口症候群についての相談がときどき寄せられます。胸郭出口症候群の説明は、下記の日本整形外科学会ホームページに記載されているものが分かりやすいです。 上肢やその付け根の …
-
-
被害者請求段階での受任は責任重大
2020/11/21 -ブログ
先日、母指の基節骨関節内骨折に起因した母指機能障害で、10級7号に相当するか否かの相談がありました。後遺障害診断書を確認すると、MP関節が健側比で60%程度の可動域です。 周知のように母 …