関節内骨折は経時的評価も重要

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下肢関節の関節内骨折は疼痛や可動域制限などの症状が残りやすく、後遺障害等級の対象となりやすいです。しかし、受傷直後の画像所見だけでは、非該当になるケースが後を絶ちません。

このような場合、
① 健側との比較
② CTで関節面の詳細な評価
などの対応が鍵となります。

しかし、これに加えて、受傷後半年、1年、2年といった経時的な変化も重要です。経験豊富な弁護士の先生は左右比較やCTでの評価を行いますが、経時的変化にまでは気が回らないことが多いです。

関節内骨折では経時的に変形性関節症が進展することが多いです。特に膝関節や股関節などでは比較的高率に関節症性変化が進行します。このような経時的変化を提示できれば、異議申し立ての際に等級獲得の鍵となることがあります。

関節内骨折の事案でスムーズに等級を取得することができなかった場合は、むしろ経時的な変形性関節症の増悪を観察できるチャンスと捉えて、その点を検証することも重要だと思います。

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